放射線情報は日本全国の大気放射線量を分かりやすく表示するアプリです。
本アプリは完全非営利にて作成されています。
放射線という目に見えない脅威に対し「素早く」「簡単に」「分かりやすく」誰でも情報収集できるアプリとして開発しました。
震災後、放射線問題と向かい合う事は日本人にとって他人事ではありません。
このアプリで表示される大気中の放射線量の測定値は、Safecastプロジェクト、および文部科学省の環境防災Nネットが設置している観測点の測定値を表示しています。
Safecastは世界中の大気放射線量を計測していく大規模なボランティアネットワークです。
その規模、ネットワークの広さ、様々な活動内容など、実績の高い組織です。
環境防災Nネットは原子力問題の防災を目的に、日本中の原子力関連施設付近に観測点を設置しているネットワークです。
本アプリは約200箇所以上の観測点に対応していますので、被災地に関わらず日本全国の様々な場所の放射線量を確認していただけます。
上記組織が公開用に設置している観測点が限られておりますので、厳密に「今いる地点」の大気放射線量を測定することはできませんが、
最寄りの観測点を自動的に探し出し、数値を表示しますので「地域単位でのおおまかな目安」を素早く把握することが可能です。
放射線の問題は、国や自治体ですら保障が出来ない、非常に大きな問題です。
放射線は目に見えない脅威である分、情報源は多いに越した事はありません。
iPhone自体がガイガーカウンターではないことをご理解の上、情報源の一つ、目安の一つ、判断材料の一つ、としてお使いください。
また、国は「年間1000μSv以下」という基準は提示しましたが、
積算放射線量を毎日自分で計測して、記録して、計算するのは大変な労力となります。
本アプリには、最寄りの観測点から得た放射線量を自動的に記録していく機能がついています。
国が提示する年間の放射線量上限に対して、自分は今どの程度蓄積しているのか、を「7日」「30日」「1年」の単位で分かりやすく表示する事もできます。
目に見えない脅威に対し、皆さんにとって判断の一助となる事が、このアプリの目的です。
最後に、この度の東日本大震災で被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。
■放射線情報の主な機能
・日本全国の放射線量を数値化して表示します。
場所の指定方法は分かりやすい3種類を用意しました。
"GPS"から指定
"郵便番号"を入力して指定
"地図"から場所を指定
・常に最新の放射線情報を分かりやすく表示します。
データは15分毎に更新され、
最新の放射線量をいつでも調べることができます。
・放射線量を自動的に記録します。
最寄りの観測点から得た放射線量を日々自動的に記録していく機能です。
国が提示する「年間1000μSv以下」に対して、放射線量がどの程度蓄積しているかの目安となります。
7日、30日、1年分など表示を切り替える事ができます。
※注意
本アプリはバックグラウンドで、位置情報サービスを利用しますが、
その際GPSは使わない為、バッテリーを激しく消費しません。
(大幅変更位置情報サービスを利用。)
動作確認: iPhone4/4S, 3GS (iOS4.3以上)
上記以外の端末では動作しない場合があります。